【全3巻】 おすすめ麻雀漫画「東大を出たけれど」レビュー

麻雀本レビュー
・巻数が少なくて面白い麻雀漫画はない?
・現実味のある麻雀漫画が読みたい!

今回は、知る人ぞ知る名作「東大を出たけれど‐麻雀に憑かれた男‐」を紹介します。

数多くの麻雀漫画を読んできた私ですが、この漫画は雀荘店員のリアルを知ることができ、非常に印象深い漫画でした。
東大を出たけれどの内容や魅力について説明していきますので、本記事を読んで興味を持っていただいた方は、是非購入して読んでみてください!

もやし
もやし

本記事はこんな人におすすめ!
・何の麻雀漫画を読もうか迷っている方
・巻数が少ない麻雀漫画を探している方
・現実味のあるリアルな麻雀漫画を探している方

東大を出たけれどの概要

原作・作画 原:須田良規 作:井田ヒロト
巻数 全3巻(完)
出版 竹書房

東大出身の麻雀プロ、須田良規氏の雀荘店員時代の日常を描いた作品です。
麻雀から離れることに出来なかった男の憂鬱な感情や麻雀の儚さが強く伝わってくる作品です。

巻数は全3巻で、話も毎話完結型なので非常に読みやすいです。

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東大を出たけれどの魅力

東大を出たけれどの魅力は何といってもその「リアル感」にあります。

一般的な麻雀漫画は主人公の成長や高レート麻雀の非現実的な世界観等を描いたものが大半で、少年漫画的な要素が強いです。

しかしながら、本作品は麻雀業界、とりわけ雀荘店員の先行きのない漠然とした不安や焦燥感を赤裸々に綴ったところが大きな特徴であり、魅力でもあります。
麻雀業界で生きていくことの難しさや将来性の無さがよく分かります。

引用:東大を出たけれど 1巻

主人公の須田は東大出身でありながらも、麻雀の麻薬的な面白さに魅入られ雀荘店員となった若者です。
須田は、麻雀はそこらの人よりも腕が立つが、普通に仕事をしている会社員と比べて常にある種の劣等感や今後についての不安を感じています。
そんな彼の状況や心境について、日々の麻雀の内容を通じ、雀荘店員のリアルを読者に伝えてくれます。

私が個人的に印象に残っている話は、第6話の「変化の種」という話です。
なぜならこの話は、雀荘店員を続けていく儚さを作中でもトップクラスに感じさせてくれるエピソードだからです。

須田がある日コンビニに行くと、元カノのと出会います。
その後、舞と再び付き合うことになり、雀荘店員の不規則な生活時間の中で頑張って舞と会う時間を作ろうとします。
しかし、その生活スタイルにも限界があり、須田は現在の雀荘店員という仕事の先行きのなさに不安を大きく感じます。

そんな中、ある日の麻雀で以下のような手が入ります。

三索四索六索七索八索白白 ポン二索二索二索 ポン中中中

ドラは一筒、トップまで10,000点差。
赤五索の出あがりか、5,800の直撃でトップをまくることができます。

「そんなの虫が良すぎるな・・」とトップを半ばあきらめかけていたところに九索をツモります。

まさに「変化の種」・・・白をポンしてのノベタンに受けることもできるし、七索を引いての五索八索待ちの変化も望めます。
須田はこの変化の種に気づき三索を切り、その後五索ツモの2600オールで無事トップをまくることができます。

しかし現実はどうだろうか。

今回の舞との偶然の出会いは、まさに今の生活を変える大きな「変化の種」ではないでしょうか。
しかし、そんな変化の種にも目を背け、雀荘店員を続けている須田の儚さや無力感を本エピソードは感じさせてくれます。

まとめ

今回は私のおすすめ漫画「東大を出たけれど」について紹介しました。

雀荘店員のリアルを描いた唯一の作品で、麻雀を仕事にすることの鬱積した感情や焦燥、そしてその儚さを十二分に感じ取ることのできる作品です。

本記事を読んで興味を持ってくださった方は、是非読んでみてください!

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もやし
もやし

本作品の続編にあたる「東大を出たけれど-overtime-」も最近出版されました!興味のある方はこちらも是非読んでみてください。


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