
タンヤオってどんな役?

どんな手の時に目指せばいいの?
今回はこのような方のために、麻雀役「タンヤオ」について説明したいと思います。
“万能役”タンヤオについて
まずはタンヤオとはどんな役か簡単に説明します。
チー
ポン
●出現確率:22.4%
●手牌全てを数牌の2~8で構成することで成立する
●鳴いても成立
タンヤオは麻雀役の中でも非常に作りやすい役で、その出現確率は全麻雀役の中でも第3位となっています。
鳴いても成立するため、その使い勝手の良さはまさに”万能薬”ならぬ“万能役”です。
つまり、このタンヤオという役をどのくらい使いこなせるかで麻雀の実力にも差が出てきます。
では、どのような時にタンヤオを使えばよいか代表的な場面を紹介していきます。
タンヤオの使う代表的場面
配牌の時点でタンヤオ牌がたくさんある時
数牌の2~8のことをタンヤオ牌といいます。
配牌が配られた時点で数牌の2~8がたくさんあればタンヤオを目指しましょう。
例えば、このような手であれば明確にタンヤオが見えます。
素直に字牌を切ってタンヤオに寄せていきましょう。
手牌の半分以上が2~8牌であれば、タンヤオに寄せることをおすすめします。
タンヤオ牌のドラが2枚以上ある悪い手の時
タンヤオ牌のドラが2枚以上ある悪い手の時は、タンヤオを目指してみましょう。
下の牌姿をご覧ください。
東家3巡目 ドラ
立直を狙うには厳しそうですが、手牌にドラのが2枚あります。
このようにタンヤオ牌のドラが2枚以上ある時は積極的に鳴いて、タンヤオを目指しましょう。

この手の場合、を鳴いてタンヤオにならない
を切ります。
はドラの
を使いきれない可能性が出てくるので、この時点では鳴きません。
役もドラもない時
タンヤオはまっすぐ進めても役が付かなそうな時にも有効です。
下記の手牌をご覧ください。
南家5巡目 ドラ
のいずれかを切れば1シャンテン(イーシャンテン)となります。

1シャンテンとは、あと1枚有効牌を引けばテンパイになることを指します。
しかしそれでは、テンパイしても役なしドラなしの手で魅力的ではありません。

そこで切りを選択します。
テンパイからは一旦遠のきますが、を切れば
の11種のタンヤオ牌のいずれかを引けば、タンヤオが付く1シャンテンに戻ります。
また、その他のタンヤオ牌を引いても、続けてを切れば更にタンヤオの受け入れは広くなります。

このように役無しの魅力的ではない手から、一旦テンパイから遠ざけてタンヤオに向かうのは非常に有効な戦術です。是非覚えておきましょう。
まとめ
今回は”万能役”のタンヤオについて説明しました。
このタンヤオという役をいかに使いこなせるかが、麻雀上達への第1歩です。
最後にタンヤオを使う代表的な場面についてまとめます。
②タンヤオ牌のドラが2枚以上ある悪い手の時
③役もドラもない時
ではまた。
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