
麻雀で頭ハネって聞くけどどういう意味なの?
今回はこのような方のために麻雀の頭ハネについて分かりやすく説明していきたいと思います。
頭ハネとは
頭ハネとは、同時に2人以上のロンあがりが発生した場合に放銃した人から見て次のツモ番に一番近い人のあがりの権利を認められるルールです。
以下の例をご覧ください。
Aさんが切った牌が、Bさん及びDさんのあがり牌でした。
頭ハネが適用される場合、放銃したAさんから見て次のツモ番であるBさんのあがりのみが認められます。
では次の場合はどうでしょうか。
この場合は、次のツモ番に一番近いCさんのあがりのみが認められます。

放銃した人の一番右の人という風に覚えてもいいと思います。
頭ハネが認められない場合
しかし最近のほとんどの雀荘では頭ハネは認められておらず、ダブロンありが基本的なルールとなっています。
ダブロンありとは、同時にロンあがりが発生した場合にどちらのあがりも認めるルールのことです。
しかしダブロンありの中でも一部頭ハネのルールが適用されています。
それは、供託と積み棒の回収権利です。
要するに、あがり自体はどちらにも認められるが、場にある供託と積み棒は放銃した人から見て次のツモ番に一番近い人のみがゲットできるということです。
以下の例をご覧ください。
1本場で供託が1000点場にある時に、BさんDさんのどちらもAさんより8000点をロンあがりしました。
あがり自体はBさんDさんどちらも認められますが、供託1000点と積み棒300点はBさんのみに認められます。
このように、ダブロンありのルールでも一部頭ハネのルールが適用されていることがほとんどです。

そのため、頭ハネの仕組み自体を理解しておくことは大切だと思います。
なお、トリロン(3人同時のロンあがり)は流局orありでルールが分かれます。
ダブロンありかも含めて初めての雀荘に行く際はしっかりとルールを確認しましょう。
まとめ
今回は頭ハネについて説明しました。
もう一度頭ハネについてまとめてみましょう。
※ダブロンありの場合でも、供託と積み棒は頭ハネのケースが多い!
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